

BYDを含む2025年からタイでの製造を予定している中華系EVメーカー7社がバイヤーとして出展。来場者数は前年2000名増の44,773名を迎え、4日間合計916件の商談(推定販売金額415,593,286 THB)が行われました。その中でもEV中華メーカーのサプライヤー探しの動きは活発で、日系出展企業からは「具体的な商談に進む案件を多く獲得することができた」との声が多く寄せられました。また、当商談会はタイローカル企業と日系企業のマッチング促進のためにタイサブコン協会と連携。サブコンエリアには100社以上の優良ローカル企業が出展し、日系企業とローカル企業のマッチングが積極的に行われました。
さらに、オープニングセレモニーにタイのセター首相が来場。「日系企業の技術力」と「投資が拡大している中華系企業」への期待をお話いただき、中華系EVメーカーとマッチングできる商談会として、当商談会の注目度が高まりました。
2024年はハノイ市中心部の国際展示会場に場所を移し、これまで以上に多くのバイヤーと出展社にご参加いただきました。3日間の来場者は昨年を上回る8,500人となり、熱気のある商談が各ブースで行われるとともに、専門セミナーやコマ大戦、ロボット組立コンテストなどのイベントが同時開催されました。
出展社からは昨年より来場者が多い、特に日本からの来場者が増えたという声や、目的をもった来場者の割合が高いという声が聞かれました。日本からは大手企業だけでなく、中小企業からも調達目的で参加する来場者が増えました。また、ブース装飾に力を入れているローカル企業が多く刺激を受けるという意見や、昨今の主要展示会は中国企業の出展が多い一方で、FBCはローカル企業や日系企業の参加が多く違いが見られるという意見が挙がりました。次につながる商談があった企業も多く、FBCが新しい出会いを提供する場として一定の役割を果たせたと言える商談会となりました。
タイ・ベトナム・日本を中心として多国間でのWEB商談を実現し、3日間で812件の商談が行われました。参加者からは、オンライン商談のメリットについて、マッチングの手軽さ、遠方の潜在顧客・サプライヤーとの商談が実現する、コスト・時間節約になるという点が挙がりました。コロナ禍以降、オンラインでのやり取りが定着し、企業側も効果的なオンライン商談の方法に慣れていることから、以前と比べてよりスムーズに商談が進められた印象を持ちました。一方で、条件が合えばブース出展したいという回答も多くみられました。オンライン商談の魅力をより的確に伝える工夫と、ブース出展との効果的な活用方法についてもさらに検討を重ねてまいります。
■ スペシャルパートナー
ベトナム裾野産業協会(VASI)
■ 共催社(30団体)
名古屋銀行、宮崎銀行、フィデアホールディングス、愛知銀行、岐阜信用金庫、十六銀行、滋賀銀行・滋賀県、東邦銀行・福島県、八十二銀行、百五銀行、京都銀行、百十四銀行、常陽銀行、南都銀行、りそな銀行・埼玉りそな銀行・関西みらい銀行・みなと銀行、山陰合同銀行、福井銀行・福井県、清水銀行、浜松磐田信用金庫、(公財)相模原市産業振興財団、高知県、きらぼし銀行、七十七銀行・仙台市・宮城県、(公財)岐阜県産業経済振興センター、碧海信用金庫、静岡銀行、中国銀行、(公財)神奈川産業振興センター・神奈川県東南アジア事務所、愛知県、肥後銀行
■ 後援
在タイ日本国大使館、JETROバンコク事務所、バンコック銀行、カシコン銀行
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